〜弘前市りんご公園〜 9月の青森ドライブ旅(1日目)
はじめに
9月の爽やかな青森県をドライブしよう! という事で、レンタカーを借りて観光してきました!
大雑把ですがだいたいこんなコース。 約半周になります。
青森駅 > 弘前 > 十和田湖 > 奥入瀬 > 恐山 > 大間 > 青森市内
弘前へ...の前に朝ラー
青森駅へ降り立ち、まずは腹ごしらえ。 『長尾中華そば 青森駅前店』その名も『朝ラー』
煮干しダシの効いた朝イチのラーメン。旅のはじめにふさわしい!
券売機でまさにラーメンを購入しようとしたその時、まさかのJアラート!? 驚いて慌てて近くの屋内駐車場に避難・・・いやほんとに驚きました。
無事に通過したので、改めて、「あっさり」と「こく煮干し」を一つづつ注文。
弘前市りんご公園
改めて、弘前市りんご公園へ。
青森駅から新青森駅へ移動、イツモレンタカーさんで旅の道連れをレンタルし、弘前へ向かいます。 車で約70分で着きます。
なんたら映えするりんごのミラー!公園周辺の一般道に何箇所かありますので探してみると面白いですよ。
まぁ...やりますよね。
こちらも映えるりんごのポスト!
りんご娘。
公園ではりんごの収穫体験が8月1日~11月中旬まで出来ます。 料金は 1kg 320円で、重さ課金なので時必要な分だけ収穫して、その分のお支払になります。
この日は『つがる』でした。
お土産ショップ内の受付で、20分間隔(9:00~16:20の間)で係のお姉さんが「収穫体験の方いらっしゃいますか?」と声をかけてくれるので そのタイミングで一緒に畑に向かいます。
僕らは1人一個ずつにしました。
園内は早足で回ったら10分程度もかからない小さい公園ですが、色々な種類のりんごの木が植えてあるので、結構面白いです。
天気が良かったのも幸いして赤がきれい。
りんご俳句投稿ポストがあったので思わずボンちゃんが(笑) 僕は気の利いたネタが思い浮かばずここでの投稿は見送りました。
お土産ショップもここでしか無い(たぶん)りんごグッズがたくさんあるので、それなりに時間かかります。 ここでは、りんごの湯呑みとワンカップを買いました。
隣接して、『Kimori』という洒落たシードル工房もあります。
余談ですが、収穫体験を案内してくれたお姉さんが「ミスりんご娘」大賞を贈りたくなるほど可愛らしい方で ボンちゃんはアンケートに「素敵です」と書いてました(笑)
案内ありがとうございました。
せっかくだからと足を伸ばした弘前でしたが、なかなか面白い公園でした。 青森ドライブの際には寄ってみる事をお勧めします。
この後は田舎館村の桃太郎の『田んぼアート』をみて、黒石のつゆ焼きそばを食べに行きます。
次回に続く。
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (ミラノ2日目)さよならイタリア
起床
起床 AM 7:00
出発 AM 8:30
ミラノ中央駅地下スーパーでお土産を
昨晩も寄った、ミラノ駅地下のスーパー『CONAD』に朝ごはんとお土産を見に行くことにしました。
駅前の広場。
軍人が結構立ってるんですよね。
広場の真ん中にあるりんごのオブジェ。かじった所をつなぎ合わせた不思議なオブジェです。 “La Mela Reintegrata” (The Reintegrated Apple) って言うそうです。
朝のミラノ中央駅。
面白いクッキー。
味の素が「OYAKATA NOODLE (親方らーめん)」なんてものを発売していたとは(笑)
]
その他、パスタの種類がとにかく多くて、面白い形のパスタが、小さいパックで売っていたりするので、お土産にオススメです。
朝ごはんには、クロワッサンやフルーツジュース、ヨーグルトを買いました。 このヨーグルトがお腹弱めの僕にとって、この後乗るバスの中での地獄へとつながるとは...
バスでマルペンサ空港へ
ミラノ中央駅から、ミラノ・マルペンサ空港へは、バスが出ています。 バス停は、ミラノ駅向かって左側にあります。
2、3社のバスが運行しているようで、その場所で各社チケットを売りがいますので、それほど迷うことはありません。
時刻表を載せておきます。 30分〜1時間おきですが、乗りたいバス会社にこだわりが無ければ20分程待てば乗ることができます。
前述の通り「異国の地」× 「トイレがない」×「バス」×「時間がない」という究極の組み合わせのなか お腹が痛くなってしまい、途中で降りることも出来ず...詳しくは書きませんが、思い出すだけでも冷や汗が...はぁ
ちなみに、バス乗り場付近にはカフェもあり、コーヒーを頼めばトイレは借りれそうでした。
マルペンサ空港内お土産
空港内にも、スパイスやオリーブオイルなどを置くお土産ショップはあります。
機内
帰りももちろん「アエロ・フロート」! モスクワ経由!
12:15ミラノ→16:40モスクワ (飛行3:25)
乗継: 19:00モスクワ→成田 (飛行9:35)
ロシアの航空会社の機内食に実はあまり期待していなかった僕ら。 予想に反して、味付けのクオリティは高かったですよ!
ミラノの地下鉄の壁に、たくさんこのポスターが貼ってあって印象的なお姉さん。 機内にまで(笑)
この後、長いフライトを終えて無事に東京・成田空港へと降り立ったのでした。
おしまい。
初めてのイタリア、30代でのイタリア
短かったけど、とても内容の濃いイタリア旅行になりました。 社会人になってから、結婚してからはやっぱり限られた時間で精一杯楽しむ為の工夫が必要になってきます。
と、言ってもほとんどボンちゃんの下調べ、事前予約力に頼っているのですが。 下調べ資料はいずれこのブログにも載せる事が出来たらと考えてます。
イタリア人ってとても陽気な人達だけどプライドが高くて、英語話してくれない、外国人にはあまり優しくないのかなーなんて勝手な想像をしてました。 実際訪れてみると、皆紳士的でとても感じよく接してくれる人がほとんど。 仕事(特に飲食系?)もテキパキこなしながらもサービス精神もあって、観光地にありがちなスレもなく気持ちよく過ごす事が出来ました。
もちろん、トラブルや犯罪に巻き込まれていたら、全く別の印象だったかもしれません。
世界が誇る歴史あるローマ、花と芸術の都フィレンツェ、アドリア海の女王ヴェネチア、ファッショントレンド最先端ミラノ。
次は是非、南イタリアやトスカーナ地方でゆっくりしたいもんです。
もしよろしければ、こちらの記事も宜しくお願いします。
ではまた。
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (ミラノ1日目) ドゥオーモ、最後の晩餐、セリエA観戦
- 起床
- 1日乗車券を購入
- 朝のガレリア
- ドゥオーモの中へ
- マクドナルド in Milano
- だまし絵教会(サン・サティロ教会)
- サン・ベルナルディーノ礼拝堂
- ミラノディズニー
- モンテナポレオーネ通り
- スフォルツァ城
- サン・マウリツィオ教会
- ついに最後の晩餐
- 紅の豚のモデル、ナヴィリオ地区でカツレツを
- ガリバルディ地区でお買い物
- やっぱり買ってしまった置物
- ACミラン vs ASローマ、サン・シーロスタジアムへ!
- ミラノのスーパー
- イタリア最後の夜に、静かに乾杯
起床
2017年5月7日
- 起床 5:30
- 出発 6:30
うん、早い!
1日乗車券を購入
地下鉄・バス・トラムの1日乗車券を購入します。 ミラノ中央駅の構内地下に売店があります。
info |
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一日乗車券 |
€4.5 × 2 = €9 |
朝のガレリア
ヴィットリオ エマヌエーレ2世のガレリアです。 ブランド店が多数軒を連ね、ディズニーランドのワールドバザールのモデルにもなったそうですよ。
まだオープン前の「プラダ本店」
ガレリア中心部の床に「雄牛のモザイク」があります。 雄牛の股間にかかとをつけて反時計回りに3回まわると、幸せになる!ミラノにまた来れる!という伝説があるそうで、 多くの観光客が集まるため、すっかりくぼみができていました。
ドゥオーモの中へ
昨日の夜のドゥオーモ編 でも書いたのですが、ゴシック建築の大傑作であるミラノのドゥオーモ。 尖塔が135本もそびえ立ち、正面には青銅の5枚の大扉、内部には天井まである巨大なステンドグラスと、見どころもたくさんです。
まずは記念写真をと。 まだ空は曇っています。昨夜は雨模様でしたが、予報ではこの後天気が回復することになっています。
5枚の大扉は左から
となっています。
ドゥオーモの入場チケットは、建物に向かって右側の通り沿いにあります。 内部の見学は、€3/人 になっていました。(写真撮影代も含まれている様子)
info |
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AM 8:00 - AM9:00 |
Duomo di Milano |
€3 × 2 = €6 |
イタリア全体でガイドブックより、どこも値段が上がっている印象です。
チケット売り場の建物内で整理券が配られ、設置されているモニターに番号が表示されたらカウンターに向かいます。 お土産コーナーを見ながら待つこと10分ほど。屋上テラスへ登るか聞かれますが、僕らは内部の見学のみであることを伝えます。
8時までは信者のミサが行われているので一般の観光客はその後になります。 8時ちょうどに正面入口付近に並びましたが、まだ10人ほどしか並んでいませんでした。
サン・ピエトロ大聖堂の時の同じく、こちらも荷物検査があり、日中は混むことが予想されるので、朝一番で訪れる事をお勧めします。 (午後再び訪れた時、チケット売り場の方が長蛇の列となっていました。ある程度そこで制限しているのかな?)
大きい!そして空いてる!
上部に大きなパイプオルガンも。
美しいステンドグラス。 ひとつひとつが物語になっているようです。
マクドナルド in Milano
朝ごはんには、やっぱり世界のマクドナルドでしょう。 さすがミラノ、お洒落な店内。
セルフ注文マシーンが何台も!これはすごい〜。 が、ほとんど使っている人はおらず、イタリア人の多くのお客はカウンターで店員とおしゃべりしながらエスプレッソと朝マック(のようなもの)を買っていました。
店内は、がたいの良い黒人のお兄ちゃんが警備で巡回しています。 やはり治安はそれなりなんですかねぇ。
info |
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AM 9:00 - AM9:30 |
ヌテラバーガー、エスプレッソ、ラテマキアート |
€3.4 |
※トイレあり
だまし絵教会(サン・サティロ教会)
ドゥオーモから歩いて10分程の場所に『だまし絵教会』というなんとも興味をそそる教会があります。 正式には『サンタ・マリアプレッソ・サンサティロ教会』
おお、随分と奥行きのある荘厳な作り。先程の大聖堂にも負けないくらい・・・・ん?
まてよ?
って、短っっ!!
やられました(笑) T字型の敷地には十分なスペースがなかったため、ブラマンテが遠近法を使って、遠くまで祭壇が続くように設計したんだそうです。
実は、教会に入る時もGoogle mapに従った結果、間違えて裏手の締切の門にいってしまい、なんだかとことん騙された気分...
この隠れた観光スポットへはお時間があればぜひ行ってみることをお勧めします。面白いですよ。
サン・ベルナルディーノ礼拝堂
人骨で出来た壁...そんな礼拝堂がありまして、こちらもドゥオーモを中心に10分圏内にあります。
聖ベルナルディーノは、シエナに伝染病が流行したとき、病院で病人を助けるために働いた聖人で、 この教会は、病院で亡くなった人の霊を供養する為に、8世紀に創立されたそうです。
ちょうど、スリランカ人の為のミサの時間で、あいにく礼拝堂は閉まっていました。 いちおう外の格子窓からも覗けますが...なかなか怖かったですよ。
場所が少しわかりづらいですので、リンクを貼っておきます。
こちらの情報も有益でした。
http://www.amoitalia.com/milano/sanbernardino.html
ミラノディズニー
モンテナポレオーネ通りを目指して歩く途中にあります。
モンテナポレオーネ通り
さて、ドゥオーモの北東部にそのまま歩いていき、モンテナポレオーネ通りでショッピング(ウィンドウ)することにします。 有名ブランドの路面店が続くミラノのオシャレストリートのようです。
PRADAの前には黒塗りの高級車がいっぱい。なんなんだろう。送迎用?
ひととおりオシャレな気分になることは出来ましたので次へ行きましょう(笑)
スフォルツァ城
info |
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PM12:00頃 |
外観のみ |
モンテナポレオーネ通りからドゥオーモの北側を通り、スカラ座の前を通過していくと、スフォルツァ城に出れます。
ん?
観光スポットにはこういった、非常にクオリティの低いミッキーがウロウロしています。 アメを配りながら一緒に写真を取ることでチップを要求してきます。
ちなみに「フリー、フリー」を連呼しています。
かなり強引に手を掴んできたので、お金は払いませんよ、とはっきり言った上で「フリー」というので写真を取った所、 案の定、「マネー」と言ってきたのでそのまま放置してきちゃいました。ま、観光地ではよくあることですよね(苦笑)
『スフォルツァ城』は、『スフォルツェスコ城』とも呼びます。
スフォルツァ公爵がヴィスコンティ家の居城を改築した城兼要塞で、入口の高い塔は109メートルもあるんだとか。 ダヴィンチも建設に関わったそうです。裏側は広大な敷地のセンピオーネ公園が広がっています。
今回は、時間の都合上、外から雰囲気を眺めるだけにしました。 城の前では、マーケットが開かれていました。
サン・マウリツィオ教会
info |
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PM12:30頃 |
無料 |
スフォルツァ城から歩いて10分程のところに、『サン・マウリツィオ教会』があります。
地味な外観とは裏腹に、中に入るとたくさんのフレスコ画が壁に広がっています。聖書中に出てくる有名なシーンもたくさんありました。
TripAdviserの口コミによると、
「昔は修道院で、入った女性は一生家族にも会えずそこでイエスに近づくために修行をした。 当初は低い位置にあった小窓は修道女をあまり俗世間と密接に交流させないために、高い位置に変えた」
ふむふむ。 かつては富裕層だけしか利用できない教会だったので、保存状態は良好なんだそうです。
ついに最後の晩餐
info |
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PM13:30頃 |
無料!! |
さて、ドゥオーモに続き、有名な観光スポットである、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐 (CENACOLO VINCIANO) 』を見に行きます。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあります。
準備編 でも書いたように、この見学チケットはとても人気で、予約必須です。 しかも今日は第一日曜日で、美術館が無料になる日! 日本から30回以上イタリアに電話して取れたチケットでした(汗)
チケット交換所は建物の左手にあり、プリントアウトした予約完了メールを見せて、チケットを引き換えてもらいます。 そうしている間にも続々と当日券を求めて人がやってきますが、やはり完売を告げられて帰っていく人が大勢いました。
ここが入り口。 中に入って暫く待つと係の人が呼び込んでぞろぞろ向かいます。 (ちなみに、非常にわかりづらい "やる気のない" アナウンスだったため、13時半の時点で聴き逃してしまい、それを告げて、次の回での見学になりました...)
『冷静と情熱のあいだ』にも登場したカエルの回廊ですが、7:30-12:15、15:30-21:00(日曜)のみオープンしており、今回は断念。
じゃーん!
写真はOKになったようです。 (自撮り棒、フラッシュNG)
この絵は、修道院の食堂の壁画として描かれたもので、420 x 910 cm と巨大です。 1498年頃に完成したもので、最も損傷が激しい絵画としても有名です。
遅筆で知られるレオナルドにしては、3年という早いペースで仕上げたそうですよ。 中央部は、食堂から厨房をつなぐ通路を作った際に、壊されてしまったんだとか。
1978年から1999年にかけて、大規模に修復されていたんですね〜。
紅の豚のモデル、ナヴィリオ地区でカツレツを
さて、だいぶ歩いてかなり疲れてきました。 お腹も空いてきたところで、ナヴィリオ地区へ移動して、ミラノ風カツレツを目指します!
ナヴィリオ地区へは地下鉄M2で向かいます。
CADORNA→P.TA GENOVA FS<M2>
『L'Altro Luca e Andrea』
info |
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PM14:30 - PM16:00頃 |
ミラノ風カツレツ、オッソブーコのリゾット、ワイン |
€58 |
これが『最後の昼食』になるため、ワインで乾杯♪
ミラノ風カツレツでかい! もう一つは、仔牛のすね肉の煮込みとミラノ風リゾット。
読めない。
店員さんはかなり忙しそうに動き回っており、僕らのところには、強面の(笑)女将さんが注文を取りに来てくれました。
ランチ営業が終わるとお店を閉めるレストランも多いので、なんとか滑り込めて良かったです。
ナヴィリオ地区は宮﨑駿の『紅の豚』で、修理が終わった飛行艇が運河から飛び立つあの大好きなシーンのモデルになったんだそうです。
日曜だからか、たくさんのアーティストで賑わっていました。
『世界ふれあい街歩き』ミラノ編で登場した、古い洗濯場だ! テレビで見た場所を実際に見ると、感動しますよね。
ガリバルディ地区でお買い物
さて、再び地下鉄に乗って、ガリバルディ地区へ向かいます。
P.TA GENOVA FS→GARIBALDI FS<M2>
モンテナポレオーネ通りとは違って、こちらは渋谷や原宿のような雰囲気? 雑貨屋さんやセレクトショップが多数あります。
『ディエチ・コルソ・コモ』-19:30
『ハイテック』10:30-19:30
お土産を買うのにも良さそうです。
ちなみに僕は、露天売りから、ベルトを購入。 別にここじゃなくても...
やっぱり買ってしまった置物
だいぶ歩いて、だいぶ体力も落ちてきた頃、また、もうすぐ終わってしまうイタリア旅に焦りつつ、 この後、一旦ホテルに戻るか、もう一度ドゥオーモを見に行くかを冷静に話し合い...
もう一度『DUOMO』で下車!
すっかり晴れてます!
実は、朝方にチケットを買うときのおみやげコーナーで密かにほしいと思っていたこの置物。
こんな感じのお土産屋を4件ほどもハシゴし、納得の一品を買うことが出来ました。
時間はもう18時頃。 この後のサッカー観戦のために一旦ホテルへ戻ることにしました。(ようやく)
ACミラン vs ASローマ、サン・シーロスタジアムへ!
info |
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PM20:45 - PM23:00頃 |
2人で €50 (青席) |
2017年5月7日、ミラノがホームの英雄的チーム『ACミラン』と強豪『ASローマ』の試合です。
セリエAを生で見れるなんて、なんとも感慨深いです。 このイタリア旅の締めにふさわしいビッグイベント!
ホームゲームという事で、街中にもユニフォームを着た人がちらほら。
準備編 でボンちゃんが購入しておいてくれた、ACミランのユニフォームを来て、 いざ出発!
なお、サン・シーロスタジアムへはこの経路で行けます。
CENTRALE FS-<M2>→GARIBALDI FS-<M5>→SANSIROStadio
スタジアム前で一枚。
チケットの購入 は済ませてあったので、直接ゲートへ向かいます。
混んでる。
息の荒い男どもがたくさん!
入り口で、ドリンクはすべて破棄させられます。 といってもゴミ箱もないので、こうするしか無いんですね。
警備は相当厳重で、警備員 → 警備員 → 軍人 のような感じで3回ほどチェックが入ります。
大きな荷物は、全て中身を出す必要があるのですが、僕はボンちゃんのジャケットやガイドブックなどすべて持っていたため、 毎回中身を見せてかなり苦労しました。
必要最低限のものだけを持っていく事を強くお勧めします。 寒さ対策は、5月の夜の冷えを心配しましたが、会場の熱気がすごくてそこまで寒くは感じませんでした。
中はすでに大勢人が入っており、狭い座席を見つけるのに苦労しました。
僕らはホーム側『青い』座席の右側付近。 一般の観光客は『赤い』座席を取ることが多いようです。そのほうが落ち着いて見れるのは間違いなさそう(笑)
『青い』座席といえば、日本で言うところの野球や競馬好きそうな、イタリアン親父達ばかり。 酒を飲んでテンションも上がってていい感じ! イタリア最終夜を親父達と盛り上がります。
そして、最近は出場できていない本田圭佑、出てくれ!
いよいよキックオフ。
ACミラン不利の時 『カッツォ!』『カッツォ!』を連呼する男がすぐ後ろに。 英語で「F★CK」みたいなスラングで、男のアソコを指す言葉なんですが、あまりにも叫ぶから大爆笑。
「おーおー、なにやってんだー!!あ"ーーーー!」とあまりにも大きな声でボンちゃんが叫んだので、カツオ男も思わず、 「ほんとだよな!」といって意気投合する始末。ボンちゃんすげぇ。
ゴール裏は爆竹がたかれ、大盛り上がり。
ま、結局ACミランは負けました。 本田圭佑も、今日は出なかったので残念でしたが、とても楽しい思い出になりました。
ミラノへ行った際はぜひとも観戦をお勧めします。
試合レポート を残してくださっている方がいらっしゃいました。
これぞ後の祭り。
外にはまだ興奮覚めやらぬ雰囲気が漂っています。
なお、帰りはこの地下鉄で。 入場口で規制がかかりますので、並んでゆっくり行けばちゃんと帰れます。
SANSIROStadio-<M5>→GARIBALDI FS-<M2>→CENTRALE FS
ミラノのスーパー
帰りがけに、ミラノ中央駅の地下のスーパーに寄りました。
珍しいパスタ。
イタリア最後の夜に、静かに乾杯
ついに、本当の最後の晩餐になってしまいました。 朝も早かったので夜はホテルの部屋で静かに過ごすことが多い僕ら。
いや〜、イタリア4都市、お疲れ様でした!
明日は、ミラノのマルペンサ空港への移動です。
乾杯!そして、おやすみなさい。
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (ヴェネチア2日目)ブラーノ島ムラーノ島、ミラノへ
- 起床
- ブラーノ島へ
- ムラーノ島へ
- サンタ・ルチア駅へ戻り、列車でミラノへ
- TRENITALIA EuroCity 42 でミラノへ!
- 夕食は、揚げピザと特大ピザで
- 夜のミラノ散歩 ドォーモのライトアップを見に
起床
2017年5月6日
- 起床 5:15
- 出発 6:15
ホストのGigiさんも、隣の部屋の宿泊客もまだ起きていないなか、出発です。 今日は、ヴェネチア周辺の2つの島を巡って見ようと思います。
カラフルな家が立ち並ぶヴェネチア北東部の漁師の島です。 これは漁師が霧深い冬でも島と自宅に戻れるように、自分の家を目立つ色で塗るようになったためだそうです。 おもちゃの街のような可愛い家が立ち並んでいるようです。楽しみ!
ヴェネチアングラスの本場。ブラーノ島より大きく活気があります。 実は大小の運河で7つの島に別れていて橋によって繋がっているそうです。
ヴェネチアングラスはあまり見れていないので、こちらも楽しみ!
トラムの乗り場は昨日と同じ『Cattaneo』から。
『サンタ・ルチア駅』へはガラスの橋を渡って行きます。 3段に1度、階段の幅が違うので何度もガクっとなるのでご注意を(笑)
サンタ・ルチア駅でバックパックを預けて行くのですが、預けられるところはパッと調べた所だと、サンタ・ルチア駅構内か、入り口向かって右側のお土産屋さんがありました。
'Keep Calm Point' Luggage Storage in Venice
まだ朝の7時でお土産屋さんは閉まっていました。 朝はやっていないし、閉店時間も考慮しなければなりませんが、それで問題なければこちらの方が少し安そうです。
info |
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AM 9:00 - PM7:00 |
Keep Calm Point' Luggage Deposit |
Nomal Size €5, Big Size €8 |
ということで、サンタ・ルチア駅構内入って一番右端のホームを奥に進んだところにある、駅の荷物預け所で預けました。
info |
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AM 6:00 - PM11:00 |
サンタ・ルチア駅荷物預け所 |
1〜6時間 €6 |
6〜12時間 €1 / 時間 |
13時間以降 €0.5 / 時間 |
info |
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サンタ・ルチア駅荷物預け所 |
荷物2つで €20 |
ブラーノ島へ
ブラーノ島へは Google マップ 上の フォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove A)からヴァポレット⑫番で約40分で行けます。
『Fondamente Nove A』へはまず、サンタ・ルチア駅目の前の『Ferrovia "B"』から各駅ヴァポレットに乗り、4つ先の『CA' D'ORO』で下船、 街中を通り抜けて、北東部に歩いて行けます。『CA' D'ORO』から『Fondamente Nove A』は徒歩で15分くらい見ておくと良いと思います。
info |
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AM 8:10 - AM 8:52 |
Fondamente Nove A → Burano |
※1つ前だと、7:40→8:22
料金は48時間券を使うので、特にかかりません。 ヴァポレットを駆使して観光する予定があれば、この券を買っておくのが圧倒的にコスパは良いと思われます。
さて、予定の島横断ヴァポレットに乗り込みます。
ブラーノ島は小さな島なので、ヴァポレット乗り場に到着後、目の前から真っ直ぐ延びている細い路地の『マルチェッロ通り』を進んで行くと島内の小さな運河に出れます。特に迷うような事はありませんでした。
お、早速カラフルな家々が!ほほぅ! (写真は特に加工しません。色味調整しても実際行ってみて違ったらがっかりだと思うので、そのままで!)
朝9時くらいだと、まだ若干曇り空。 ただ人はあまりおらず、落ち着いて観光出来ます。
物資の搬入か、朝方は小さなボートが荷物の積み下ろしをしています。
むむ!また誰かに愛を叫んでいる...なんなんだ
島の中心部にある『サン・マルティーノ教会』16世紀に造られた教会。 地盤が弱いからか、鐘楼は傾いています!
ピサを見た後ですが、こちらも相当... 傾いていても案外大丈夫なもんなんだな(苦笑)
小さいながらも朝市が。
『バルダッセアッレ・ガルッピ通り』には多くのレストランやお土産屋さんが並んでいます。 10時を過ぎたあたりから、お店が開き街が活気付いてきました。
小さい島ですが観光客も多いので、休憩場所に困ることは無いと思います。
路地を散歩していると、壁にこんな物が。 どうやら高潮の記録みたいです。1966年の194cmて...
ほぼ沈んでいますよね...(汗)
11時頃、お腹も空いたので、ヴァポレット乗り場目の前の『Fritto Misto』で軽食を取ることにしました。
フリット(魚介のフライがなんと食べられるお皿に乗って出てきます! お好みで塩コショウやレモン汁などを加えると、Morettiビールと最高に合う!
メニューはこんな感じ。僕らは左から2番めの、店名にもなっているFritto MistoというBURANO MENUにしました。
TripAdviserでも評判良いので、ブラーノ島に行った際は寄ってみることをお勧めします。
info |
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Fritto Misto |
€16.5 |
ムラーノ島へ
さて、ここからムラーノ島に渡ります。
ヴァポレット12番で約35分、行ってみましょう。
info |
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PM 12:24 - PM 12:57 |
Brano → MURANO faro |
※毎時00、24、44分発
船着き場。
ブラーノ島と比べて落ち着いた雰囲気です。 島はムラーノ島の方が大きいので、観光客もお店も多いです。
島のメインストリートにあたる、「フォンダメンタ・ディ・ヴェトライ通り」と「フォンダメンタ・マニン通り」 この2つの通りは島南部の小さい運河の両岸に沿う通りです。
今回はこの通りを北に進み、大きな運河にかかるロンゴ橋まで散策する事にしました。
ガラス製品のお店を中心に、レストランやカフェなどが並んでいます。
どれもお高いですが、色がとにかく綺麗なものが多い。
そろばん!?
ベランダにお花が...と思ったらこれも全部ガラス製!押してますね、ガラス。
『サント・ステファノ広場』レンガ造りの時計塔とガラス製のオブジェがあります。
通りの終着点にかかる『ロンゴ橋』。島内を一望できるちょっとした撮影スポットでもあります。 この時は、ちょっとお天気が崩れてきて、パラパラ雨が降ったりやんだり。
渡ったところにカフェがあったので、エスプレッソで一息入れることにしました。
『Bar Gelateria AL Ponte』橋の所のバー、みたいな名前そのまま(笑)
カウンターで立ち飲みで!席につかない分安いんですが、一息つくには十分。 日本にはないスタイルで、旅感も増すのでお勧めです。
info |
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コーヒー (Bar Gelateria al ponte) |
€2 |
今回は開館時間が合わず行けなかったのですが、他にも面白そうな教会があるようなので、調べておいた情報だけ載せておきます。
『サン・ピエトロ・マルティーレ教会』9:00-12:00、15:00-18:00 無料。 ヴェネツィアン・グラスで出来たシャンデリアがあることで有名。 『サンティ・マリア・エ・ドナート教会』8:30-12:00、16:00-19:00 無料。 7世紀に建てられたビザンティン様式の教会で、レンガ造りの外観に白い大理石の柱がアクセント中に入ると、 聖母の美しいモザイク画。教会の入り口は運河沿いではなく、教会と鐘楼の間の小道を進んだ先。
サンタ・ルチア駅へ戻り、列車でミラノへ
ムラーノ島から、ヴェネチア本島への帰りのヴァポレット。 海へ出て行くので、かなり水しぶきが凄いですが、ヴェネチアを惜しむように一番うしろの席を陣取り、風を感じながら・・・
面白い街だったな〜。
ちょっと短かったけど、この街も精一杯遊びきりました。
ボンちゃんが隣で「さんた〜る〜ち〜あ〜♪」を熱唱。
TRENITALIA EuroCity 42 でミラノへ!
info |
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Venezia S. Lucia 16:20→Milano Centrale 18:55 |
€19.9 × 2 = €38.9 |
えーっと、この車両ですよね?
軽食を、サンタ・ルチア駅そばのCOOPで買っていました。
info |
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サラダ、ビール、チップス |
€4.67 |
さよなら、ヴェネチア。
さてさて、19時近くに、定刻通り着きました。
『Milano Centrale』駅!
どことなく洒落ている・・・
まずは、ホテルにチェックインだけすることにしました。
ミラノ2日間はここ、『ホテル ガルダ』
駅からもほど近く、旅の最後と言うことでちょっと奮発しました(笑)
といっても、2人2泊で2万円。
info |
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Hotel Garda |
日本円 ¥19316 (2名×2泊) |
宿泊税 €4×2名×2泊 |
到着!
今まで、値段重視で泊まってきたので、久しぶりの「ちゃんとした」ホテルに地味に感動。 何の心配もなくお湯が出る!(笑)
貧乏旅行なわけでは無いけれど、旅の時の宿は便利で安くて、ちょっと面白そうな場所をあえて選ぶようにしてます。 多少クセのある安宿のほうが、後から思い出して、「あ〜〜あそこね、寒かったよね!」など笑い話になるからです。
とはいえ、終盤は疲れもたまる30代なので、という事で!
ボンちゃんのテンションも上がり、部屋をウロウロ。
夕食は、揚げピザと特大ピザで
1時間程休憩して、ご飯を食べに行くことにしました。
口コミもなかなかの『IL Panzerotto』
ミラノ中央駅から、歩いて20分程のブエノスアイレス通りの近くにあります。 ショッピングも出来そうな庶民向けエリアと言った感じ? 夜は飲食店やクラブがオープンしていました。
揚ピザうまい(涙) 店員さんもいい感じ。
続いて、すぐ隣の『Spontini』へ。 日本へも原宿へ店舗ができたピザ屋さんです。
でかい! お店はそこそこの盛況ぶりでした。
info |
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IL Panzerotto 揚ピザ €2.5 (〜23:00) |
Spontini €7 (〜23:30) |
夜のミラノ散歩 ドォーモのライトアップを見に
疲れてはいるんです、いるんですがせっかくなので、 夜のライトアップされたドォーモを見に行くことにしました。
info |
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地下鉄、トラム乗車券 1.5×2 = €3 |
ミラノの地下鉄路線図
最寄りの地下鉄駅『Lima』から『DUOMO』まで4駅ほどで行けます。 地下鉄のチケットは最初に打刻してから90分有効です。 地下鉄は1度降りてしまうと無効になるのですが、バス・トラムは時間内は乗り降り自由。
ドォーモをサッと見て帰りは、トラムで同じチケットでホテルに戻る作戦です。
おお!
なかなかの見応え! このドゥオーモは、世界最大級のゴシック建築で、5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成したそうです。 広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで世界で2番目だそうですよ。
第二次世界大戦でのミラノ爆撃の際も、連合国側の判断で爆撃を免れたとのこと。
ドォーモの隣のガレリア。ショッピングモールになっています。
さて、ドゥオーモからミラノ中央駅までの、トラムでの戻り方です。
Google mapsで調べた経路が良さそうでした。
『Via Grossi』→ 『Via Vitruvio』 1番トラムで約20分です。
https://goo.gl/maps/4DDpRUUk2TJ2
トラム乗り場で、夜で小雨、果たしてこの時間でもまだトラムは走っているのか...待つこと10分ほど。
オールドスタイルな、格好良いトラムが来ました!
こちらはミラノのトラム路線図です。
UrbanRail.Net > Europe > Italy > MILANO (Milan) Tram
降車駅の『Via Vitruvio』は最初にピザを食べた近くですので、そこからまた15分ほど歩き無事にホテルに到着。
いや〜、いつもながら遊び尽くした・・・
明日はイタリア最終日、ミラノ観光と、『最後の晩餐』、夜はサン・シーロスタジアムでセリエAで盛り上がる予定です!
というわけで、今日は寝ることにします!
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (ヴェネチア1日目) なんだこの異世界は(バーカロ、チケッティ)
- 起床
- トラムで島内へ
- なんだこの異世界は (ヴァポレットで大運河クルーズ)
- サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
- 朝ごはんと散歩
- サン・マルコ広場
- テイクアウトのイカスミパスタと『Moretti』で昼から乾杯
- ヴェネチアディズニー
- 川沿いでチケッティ
- バーカロ『Osteria Alla Ciurma』でも一杯
- ため息橋
- 再びのテイクアウトパスタ
- 夜の広場
- 夕食はSAIKEBON
- おやすみなさい
起床
2017年5月5日
- 起床 7:00
- 出発 8:00
今日は、ヴェネチアの街を一日歩き回って観光します!
トラムで島内へ
メストレの宿泊場所から、ヴェネチアの島内へはトラム T1 で一本で行け、とても簡単です。 Il tram | ACTV
info |
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AM 8:30 |
Cattaneo - Venezia Piazzale Roma (ローマ広場) |
Gigiさんのお宅
最寄りの『Cattaneo』というバス停兼、トラム停車駅に向かいます。
トラムでリベルタ通りの長いを渡ると、15分程で島の入り口、サンタ・ルチア駅付近のローマ広場に到着します。 ここがT1トラムの終点になります。
なんだこの異世界は (ヴァポレットで大運河クルーズ)
ここから、サンタ・ルチア駅の方に向かって歩き、駅正面にある乗り場から、ヴァポレットに乗り込みます!
ヴァポレットとは、ヴェネチア中心部をS字に貫く大運河「カナル グランデ」を就航しているACTV社の水上バスです。 観光船ではなく一般市民の足としても使われていますが、各駅ヴァポレットに乗ると最初に訪れた街を一通り眺める事が出来るのでとてもお勧めです。
乗り場は、始発の『P.ROMA(ローマ広場)』から各駅の1番のヴァポレットに乗り込みます。 我々は、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のある『SALUTE』まで行きますが、ゆっくりヴァポレットでは 1時間程かかります。
ここにリンクされている時刻表のPDFが参考になりそうです。
http://actv.avmspa.it/sites/default/files/Orario%20linea%201%20dal%201%20aprile%202017.pdf
そして・・・
ボンちゃんがすかさず、まとめて来た運河沿い観光ノートを取り出します。
うぉぉぉぉぉぉぉい!
なんだ、この見たことのない世界は...
反対車線(?)のヴァポレットとすれ違います。
リアルト橋。 「白い巨象」とも言われる、ヴェネチアでも主要な橋です。 ミケランジェロを抜いてポンテの案が採用されたカナル・グランデ大運河に架かる最古の橋です。
僕らの下船する『サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会』が見えてきました。
なお、またまた「マイタビ@イタリア」様のこの記事。 すごい良いです。これを片手にヴァポレットに乗ると色々楽しめます。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
info |
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AM 9:50 |
無料 |
人口の3分の1を失った黒死病をおさめるため、聖母マリアに捧げる場所として建てられたバロック建築の教会。 サルーテはイタリア語で「健康」という意味です。巨大な八角形の建物で、10万個の木片を組み合わせた土台の上に建っています
床に敷き詰められているのが木片かな?
朝の教会は、静かで澄んだ雰囲気でした。
朝ごはんと散歩
さて、最初に教会にご挨拶をしたので、今日はここからヴェネチアの街を散策します。
裏路地をあるきながら、アカデミア橋を渡ってサンマルコ広場まで歩いてみます。
ハンコ屋さんや、便箋や封蝋を売るショップ。 教会からアカデミア橋までの間は、落ち着いた路地に個人経営と思われる小さいながらも面白いショップがあり、 なかなか進みません。
裏路地もいちいち写真を取りたくなるような光景でした。
しばらく行くと、アカデミア橋があり、運河の反対側に渡ることが出来ます。
アカデミア橋は木造の橋で、現在の橋は1986年に建造されたものです。 観光客で賑わうリアルト橋とは違って、素朴な雰囲気が漂っています。
ゴンドラが止まっていたり。 ここはディズニーシーじゃないよね?と思わずどちらが本場だか分からなくなるような、ほんとに非日常な雰囲気が漂っています。
サンマルコ広場に向かう途中のこちらのお店で朝食をとることにしました。
外にはうまそうなピザが並んでいましたが...
結局、カプチーノと、ピザ巻き? (薄生地のピザを巻いたような味) を店内の席で食べました。
イタリアではテーブル席は、カウンターで立ち飲みしたりテイクアウトするよりもちょっと高めになります。 今からまた沢山歩くことも考えて、しっかり休憩して腹ごしらえをします。
info |
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Bar Redentore |
ピザ巻き カフェラテ 水 |
€12 |
ジェラート屋さん
info |
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Torroncino |
ジェラート |
€1.3 |
そう、ヴェネチアは『ヴェネチア・カーニバル』でも知られた仮面の街です! 意外とお手頃価格で売ってます。99セントショップみたいのも中心部には結構ありシンプルなものだと€1以下で買えたりしますよ。
先程ヴァポレットから見たリアルト橋の上から。
路地裏にわざと迷い込んでみるのも楽しいんです。
しばらく歩くとだいたいどこかに出れますし(たぶん)
サン・マルコ広場
ナポレオンやゲーテが世界一美しい広場と賞賛したんだそうです! 海からの玄関口でもあるこの広場は回廊に囲まれており、周辺にはドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院が建っています。
小広場には2本の柱があります。 それぞれ頂上にはサン・マルコの獅子の彫像と聖テオドーロの彫像があります。
2本の柱の間に、その昔死刑執行台があったので、ヴェネチアの人は不吉だと言って柱の間は通らないんだとか。
サンマルコ寺院
ムーア人の時計塔です。
1499年の完成から500年以上もの間ヴェネツィアを見守ってきた時計。 大理石とラピスラズリでできており、青地に金色の星座表とローマ数字が刻まれた大時計。前面に半円の張り出しテラスを持った聖母子像、ヴェネツィアとその守護神聖マルコのシンボルである有翼のライオン、屋上には大きな鐘とそれを打つカラクリ式のムーア人像2体がある。
引用 http://www.mytravelunpacked.com/veneziasanmarco-c217f
もうお昼かぁ〜
ちょっと一休み
実は、NHKの『世界ふれあい街歩き ベネチア』編を見て楽しみにしていたものがありました。
この街の隠れたヒロインです。
14世紀に当時の総督に対してクーデターがクーデターが起こりかけたんだそうです。
クーデーターのリーダーがここを通って広場に侵入しようとした時に、 上に住んでたおばあちゃんが蜂を落とした。
すると蜂はリーダーの頭を直撃し倒れ、結局クーデターは失敗に終わったんだそうです。
この話し面白いですよね〜 正確な場所がイマイチわからないまま少し探しましたが、ムーア人の時計塔横辺りから広場を出た所にちゃんとありました。
Youtubeがありましたのでリンク貼っておきます。
テイクアウトのイカスミパスタと『Moretti』で昼から乾杯
ボンちゃんが事前に調べていた、人気のこのお店でイカスミパスタをテイクアウトし、近くの小さな橋に腰掛けて休憩することにしました。
『Moretti』というイタリアのビールでガソリンを補給。 ここもなかなかに分かりづらい路地にあります。周りに便乗した?似たようなテイクアウトパスタを行っているお店があったりして 更にややこしいのですが、近づくとこのお店の箱を持っている人が適当に座って食べてたりするので、地図と匂いを頼りに探してみて下さい。
info |
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Dal Moro's |
イカスミパスタ、ビール |
€10 |
ヴェネチアディズニー
いままであまり触れませんでしたがローマ、フィレンツェ、そしてここヴェネチアにはディズニーストアがあってその都市限定のグッズが売ってます。
今までも必ず見てきたので、ヴェネチア店もチェック。
川沿いでチケッティ
ヴェネチアには『バーカロ』というバーがあって、大体『チケッティ』と呼ばれる一口サイズのおつまみと『オンブラ』という小さめのワインをおいています。
大抵は2、3ユーロで、おやつ感覚でワインとおつまみを食べれるため、ヴェネチア訪問の際は行ってみると面白いと思います。
小さな運河沿いの『Bacareto Da Lele』の店内はレジと立飲み用の樽のみで、皆、周辺で立飲みしています。
ヴェネチア運河を見ながら旅の疲れた体にワインと美味しい生ハムで一杯。 気持ちの良い気候に気分も上がります。
『Bacareto Da Lele』
info |
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おやつ |
€2.5 |
僕らは生ハムをたっぷり挟んだミニパニーニ、プロセッコ(イタリアのヴェネト州で造られるグレーラというブドウを使用したスパークリングワイン)、シャルドネを注文してわずか €2.5。 街にはバーカロがたくさんあり、いろんなお店のチケッティをつまみながらワインをお手頃に飲み歩けるので、飲ん兵衛には嬉しいシステム!
こんな運河沿いにあります。
バーカロ『Osteria Alla Ciurma』でも一杯
もう一軒、リアルト橋近くのバーカロ『Osteria Alla Ciurma』にも行ってみました。 ここは、商店が立ち並ぶ通りから一本入った少し分かりづらいところにあります。
こちらの方が、さっきの Da Lele よりもチケッティの種類やボリュームがあります。 店内に2, 3テーブルあって座ることもできます。
ここでもチケッティ3つと赤白ワインを一つづつ注文しました!
食べていると、10人ほどのツアー団体がやってきて、ワインやバーカロの説明を受けています。 試飲用のワイングラスを大量に用意する店員のお姉さんの手際の良さ!
ため息橋
白い大理石でできています。ドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄とを結んでいて、囚人がこの橋の小さな窓から最後のヴェネツィアの景色を見て、 この世に別れを惜しみながら溜め息をついたという伝説から詩人のバイロンが名付けたんだとか。
橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれるという言い伝えもあるそうですよ。 ため息橋は、ドゥカーレ宮の海側を歩いていると、見ることができます。
再びのテイクアウトパスタ
夕方近くになり、サンマルコ広場で夕日を見ようとうろついていると小腹が空いてきたので、またまた『Dal Molo's』でパスタをテイクアウト。 広場から5分くらいの場所にあるので、今度は広場のベンチに座って食べます。
バジルチーズにしてみました。若干塩気が足りない感じ。
info |
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Dal Moro's |
バジルパスタ |
€7 |
夜の広場
日没のサンマルコ広場。
カフェでバンドが心地よい演奏をしていて本当に幻想的です。 気候も良く、歩いた疲れが癒やされる。
夕食はSAIKEBON
明日は周辺の島巡りをするので、今夜はスーパーでご飯を買って、宿で食べて体を休めよう、ということになり、 ヴァポレットの『Rialto』乗り場付近にある『Coop』で買い物をしました。
ここは 20:30までの営業です。スーパーは大体この時間に閉まるので、買い物の際は気をつけて下さい。
で、こういう時やっぱり食べたい現地っぽいカップラーメン!! Coopブランドの軽めの缶ビール!!
info |
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Coop |
夕食 |
サイケボン、ITALIANビール、サラダ、水(COOP) |
€3.94 |
乾杯!
おやすみなさい
今日もよく歩いた。 ヴェネチアは特に観光施設に寄ることを考えなくても、散策するだけでとてもおもしろい街でした。
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (フィレンツェ2日目)ウフィツィ美術館、ピサの斜塔、ヴェネチアへ
- 起床
- フィレンツェのパン屋さん
- 急ぎ足のウフィツィ美術館
- 「ペルケ・ノ!」でジェラートを食べる!
- ランプレドットを食す
- ピサへ
- ピサの斜塔
- サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会
- キース・ヘリングの遺作の壁画
- ヴェネチア・メストレへ
- メストレ駅で48時間乗車券購入
- さて、バスはどれだ?
- おやすみなさい
起床
2017年5月4日
- AM 6:30 起床
- AM 7:45 ホテル出発
今日はちょっとゆっくりだぞ。 今日は、午前中にウフィツィ美術館 → ピサの斜塔 → ヴェネチア入りのスケジュールです。
フィレンツェのパン屋さん
13時の列車まで、バックパックをホテルに預かってもらい朝食を食べに出かけます。 『POLLONI』という屋台のランプレドット屋さんの評判が良かったので、徒歩20分程かけて昨日のラギオッタ近くまで向かいました。
ランプレドットとはフィレンツェ名物のもつ煮料理で、パニーニに挟んで食べるB級グルメ。
ちなみにこちらの記事で沢山紹介されているのでぜひ参考にしてみて下さい。
フィレンツェ名物もつ煮込み「ランプレドット」の一番美味しい店を紹介します! | アーモイタリア旅行ガイド
ところが...『POLLONI』は9時から(確か)オープンということで初ランプレドット叶わず....
街の中心部に向けて、朝ごはんを食べられそうなお店を探しながら歩くと、こんなパン屋さんを見つけました。
イケメンの優しそうな店主と、少し神経質そうな奥さん、数人の店員さんで、朝の忙しいお店を回していていました。
(ボンちゃんがイケメン店主にハマっていた...)
パニーニとクリームパン ここのパニーニ、めちゃくちゃ美味しくて、あとで振り返っても今旅一番でした。
info |
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FORNO €4 |
AM 8:00 |
急ぎ足のウフィツィ美術館
さて、無事に朝食を食べることが出来たので、9時に予約した ウフィツィ美術館に向かいます。
ウフィツィ美術館はメディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫である。 展示物は2,500点、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラッファエッロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されている。「ウッフィツィ」の名はイタリア語の Ufficio (英語の offices (オフィス) にあたる語)に由来。
引用 Wikipedia
チケットは建物の向かい側に引き換える窓口があります。
info |
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ウフィツィ美術館 €34 |
AM 9:00 - AM 11:30 |
無事交換完了!
あまり美術史に詳しくない僕らでも、見たことのある名画が目白押しのこの美術館、やっぱり凄かったです。 細かく見始めると1日では足りなそうなので、今回は有名な絵画を押さえて2時間ほどで周ることにしました。
『受胎告知』
『ヴィーナスの誕生』
『ウルビーノのヴィーナス』
『春』
『若きバッカス』
この、バッカスの絵は実は僕らが楽しみにしていた絵の1つです。 というのも、作者のカラヴァッジョが短気で喧嘩っぱやい性格だったそうで、ボンちゃんがどこか自分に似ていると妙に気に入っていたからです(笑)
でもこの絵には僕も不思議な魅力を感じますねぇ(素人)
「ペルケ・ノ!」でジェラートを食べる!
11時過ぎに美術館を出て、フィレンツェの街を惜しむように、ホテルに向かいます。
その途中で、人気のジェラート屋さんで、糖分補給!
info |
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ジェラート €2.5 |
※ボンちゃん奢り
ランプレドットを食す
朝に食べられなかったランプレドットですが、新市場のロッジアの近くに、屋台が出ていましたので、食べてみました!
info |
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ランプレドット €4 |
ボンちゃんはもともとモツがそこまで得意ではないので味見程度、僕は美味しくいただきました。 ただやっぱり癖がありますね。紙の包みから肉汁が滴り落ちます。
ピサへ
さて、ホテルで荷物をピックアップしてピサの斜塔の最寄り、PisaCentrale駅へ向かいます!
info |
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列車 €8.4 x 2 |
Firenze S. M. Novella 13:00→PisaCentrale 13:49 |
PisaCentraleの駅
駅にバックパックを預けてしまいます。
info |
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ピサ駅荷物預け €4 × 2 |
あ、ちょっとトイレ行くわ〜と、よーく見たらひったくり注意の看板!紛らわしいな。
バスLAM rossa線(広場目の前「NHカヴァリエーリホテル」バス停) を探します。
info |
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バス €2.4 |
ロータリーの駅と反対側にバス停がありました。しっかりと先頭にLAM rossaと書いてあるので分かりやすいです。
降りる所は『Pisa P.Za Manin』というバス停ですが、皆ぞろぞろ降りていくのでこちらも迷うことは無いと思います。
ピサの斜塔
南側の土質が相対的にやわらかく傾いてしまった。現在は4度傾いている。 定刻ごとに鳴る鐘の音は、備え付けられている鐘を実際に鳴らすと傾斜に影響を及ぼす恐れがある為に、スピーカーから流されている。 1990年~2001年に改修工事が行われた。2008年にはあと300年は倒れる危険がないとの見解。
引用 Wikipedia
どーん
お、想像していたより傾いている!
みんな思い思いに写真を取っています。
ボンちゃんも何やら誰かに愛を叫んでいる様子。
お土産屋さん。ここで思わず斜塔の置物を購入(笑)
info |
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置物 €2 |
帰りは、散歩しながら駅まで歩きました。
距離は大体こんな感じ。
ピサの斜塔 ⇒ (1.2km 15分) ⇒ サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会 ⇒ (500m 6分) ⇒ キースヘリング壁画 ⇒ (350m 5分) ⇒ ピサ駅
サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会
アルノ川に飛び出すかのようにたたずむ、ロマネスク=ゴシック様式の美しい小さな教会です。 二つの扉、二つのアーチ、二つのバラ窓とまるで双子の教会が仲良く並んでいるように見えます。
可愛らしい教会!
キース・ヘリングの遺作の壁画
Tuttomondo(全世界)というタイトルなんだそうです。
http://yukipetrella.blog130.fc2.com/blog-entry-14.html
目の前にカフェがあって休憩している人もいました。
ヴェネチア・メストレへ
ピサの駅で腹ごしらえにマクドナルドに入りました。
ポテトのチェダーチーズがけが美味い!
乗換えがあり、まずは、FirenzeRefredi駅まで、一旦戻ります。
info |
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列車 €8.4 x 2 (現地購入) |
PisaCentrale 16:32→FirenzeRifredi 17:26 |
少し時間があるので、駅前のピザ店でピザのピースを購入し、ついでにトイレも借ります。
これでついにフィレンツェともさよならか...時間があれば長居したい、気持ちのよい街でした。
info |
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列車 €12.9 × 2 |
FirenzeRifredi 18:39→VeneziaMestre 21:18 |
メストレ駅で48時間乗車券購入
21:30頃、無事メストレに着きました。
ヴェネチアの中心部は、値段の割に条件が悪く選べるホテルも少なかったのですが、周辺のメストレ地区には、民泊も比較的多く安価に滞在出来るので、今回はこの地区の宿を Airbnbから予約していました。
まずはメストレ駅でヴェネチア48時間乗り放題のバス、トラム、ヴァポレット共通乗車券を購入します。
タバッキのマークに24hの文字、お、券売機だな!と向かうと悲しきかな本物のタバッキ(タバコ)の自販機...やられた。
カウンターはすでにクローズしていました。
駅の職員に聞いたところ、「駅北側に出て道路を渡った、Plazaホテルの一階にチャイニーズ経営のカフェがあるから行ってみろ」と教えてもらい、向かってみると確かにそれらしきカフェがあり、優しそうなチャイニーズのおばさんから、『Venezia unica』の48hチケットを購入することが出来ました。(ちょっと店名を忘れてしまいましたが、「Soul Kitchen」かその隣辺りだった記憶)
info |
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48h乗車券 €30 × 2 |
さて、バスはどれだ?
さて、本日は初めてAirbnbで予約した宿です。
『Cattaneo』というトラムも通るバス停を目指します。 駅北側のすぐ目の前のバス停で、日本でメモした「N2」というバスを探しましたが...あれ?ない...
ないぞ...? よくよく見ると「N2」= 「Night 2」= 深夜路線で21時台の今はまだ無い!
Google mapや公式サイトの路線図などを見てもメストレから『Cattaneo』に行くバスがすぐ見つけられませんでした。
ちなみに、郊外の路線バスの停車場所やMapはこちらです。 URBAN LINES | ACTV
すっげー見づらい...今見てもよく分からん...
駅反対側の南側を降りて一本道を少し行った先の、ラウンドアバウト(円になっている道路)にバス停やトラム乗り場があるので、そちらも見に行ってみる事にしました。
(この時、昼間から動きっぱなしで、重いバックパックもあり疲れはかなり限界...)
ちなみに21時頃のメストレの南側はかなり暗いです。
何やら叫んでいるおじさんや、やけに強面のピアスたくさん & イレズミ男がいてちょっとビクッとしましたが、一応イタリア人女性が1人でも歩いていたので、まぁ平気かな、と進んでみます。
ラウンドアバウトまでは4分くらい。確かにバス停がありました。 若者が10人程たむろして、こっちを見ています。
その他は車含めて全く人気がなく、たむろしている連中の目つきもあまり宜しくない。 (旅してると、相手の目で、なんとなく悪いヤツだな!という直感働きませんか?あれです)
ボンちゃん、「ここはあまりいい感じがしない。戻ろう」
とその時、さっきの駅前で見たやけに強面のピアスたくさん男が近づいてきた!やばぃ! 面倒なことになる!
「やあ、何か困っているのかい?」 (`・ω・´)
「え?」 (メッチャ優しそうな笑顔〜) (´・ω・`)
「この、Cattaneoというバス停に行きたいんですけど...」 (´・ω・`)
「ん〜、行けなくはないけどタクシーをオススメするよ、君達もう迷っちゃってるでしょ(笑)」 (`・ω・´)
「はい...」 (´・ω・`)
なんか、すごく優しい感じのいい人でした...。 疑ってすまなかった!
また駅に戻ります。
ちなみに駅から歩いても宿までは3、40分程度なので、昼間で疲れていなければ歩ける距離でしたが、
知らない街で、暗くなってから歩き回るのは得策ではない、 治安状況などの土地勘もあまり無い、
ということでおとなしくタクシーで向かうことにします。
info |
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タクシー €14 |
タクシー移動中、念のためGoogle mapで遠回りされていないかをチェック
結局22:30をまわってようやく Gigi さんの家に到着しました〜
info |
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2泊で ¥10895(日本にて支払い済み) |
事前にメールで伝えていた時間より遅くなってしまったのですが、快く迎えてくれました。
Airbnbの写真で見るよりも柔らかい雰囲気で、スパニッシュ?だったかな、イタリア語はあまり得意でなさそうでしたが お互いスローな英語で意思疎通は全く問題ありません。
2部屋の客室と、ホストの住む部屋、キッチン、浴室は共同の作りで小奇麗でした。
少し冷える夜だったので毛布を借りました。
お宿のあるサン・マルコ通り、地図で見たらそこそこお店がありそうだったので、到着後近くのバーかなにかでご飯を食べよう、 と話していたのですが、22:30、すべての店が閉まっておりますのでご注意を(笑)
おやすみなさい
結局、手持ちのスナックやパンを食べて、寝ることにしました。
やはり移動はなかなか疲れますね。 今朝フィレンツェにいたとはにわかに信じられず。
明日は、一日ヴェネチア観光です! 楽しみ!
バックパッカー夫婦のイタリア旅 (フィレンツェ1日目)ドゥオーモ、ジョットの鐘楼、ポンテ・ヴェッキオ
- 起床
- 鉄道でフィレンツェへ
- クーポラに登る
- サン・ジョバンニ礼拝堂
- ラ・ギオッタでランチ
- ぐるっと散歩とショッピング
- ポンテ・ヴェッキオ
- 新市場のロッジア 幸運のイノシシの鼻を触る
- 路上アート
- ジョットの鐘楼、登ってる最中に喧嘩...
- 夜のクーポラを眺めながらワインとチーズで乾杯
- 夜の水シャワー、嫁にあたる
- おやすみなさい
起床
2017年5月3日
- AM 4:55 起床
- AM 5:45 ホテル出発
今日も一段と早い!!!
ローマで遊び疲れた体を奮い立たせて、パッキングをします。
今日は鉄道でフィレンツェへ向かいます。 トスカーナ地方の美しい芸術の街には、ドゥオーモやジョットの鐘楼、メディチ家が所蔵していた多くの絵画、ウフィツィ美術館など 見る箇所も多くとても魅力的です。結論から言うと、僕はこのフィレンツェの街が今回の4都市の中で一番好きで、また訪れたいと思いました。
また、フィレンツェの楽しみの1つに今回泊まる宿からの絶景がありました。
ソッジョルノ・ラ・キューポラ www.agoda.com
鉄道でフィレンツェへ
こいつに乗っていきます。 RomaTermini 06:05→FirenzeCampoDiMarte 07:36
info |
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€9.9 × 2 |
AM 6:05 - AM 7:36 |
これはボンちゃんが数ヶ月前にすでに予約購入してくれていたチケットなので、比較的安く買う事が出来ました。
今回僕らがイタリア旅の計画を立てる時も感じた事は、交通、特に列車は前もって買えば買うほど安くなる!という事です。ボンちゃんがトレニタリアなどのサイトを見ていたら、やはり安い席が売り切れたからか月が変わったからか徐々にチケット代が上がっていきます。
ちなみに、人気の観光施設は逆で、 予約料で上乗せされる事が多いです。
早朝のテルミニ駅
構内のこのお店でコーヒーとクロワッサンを買って乗り込みます。
うちのはこれ。
『FirenzeCampoDiMarte』という近隣の駅に到着するので、ここで乗換えて一駅、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(SMN)へ向かいます。
バスが出ていそうでしたが、乗り場がよくわからず、ちょうど電車が来そうだったのでそちらに変更。 バックパックを背負ってうろつくとすぐに体力を奪われる30代夫婦はなるべく省エネに進みます。
到着。朝のSMN駅。
まずは本日のホテル、ソッジョルノ・ラ・キューポラにチェックインします。 まだ早い時間でしたが、恰幅のいいオーナー風のおばさん(おじさん?たまに分からない...笑)が、部屋に荷物を置かせてくれました。
ここは駅から徒歩5分くらいの好立地、しかも安い! 少し古くて共同バス、トイレですが、屋上からの眺めも良いし、一晩ならここで十分!
すでに散らかしてしまいましたがお部屋はこんな感じ。
屋上に上がってみました。クーポラがよく見えます。
クーポラに登る
info |
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ドゥオーモ共通券 |
€30 |
AM 9:30 - AM 11:00 |
準備編 でも書いたとおり クーポラ・ジョットの鐘楼の共通見学チケットを購入し、9:30〜に予約していたので、直接入場口に向かいます。
ドゥオーモは正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母マリアの意)大聖堂。 建物の奥行きは153m、クーポラ(ドーム)の高さは107m。
入場口は広場からドゥオーモに向かって左側にクーポラへ登る階段の入口があります。10分前に着くとすでに3、40人並んでいました。 アジア人が多いですね。チケットがない人は、広場の左端の方に販売しているお店があるみたいです。これは他の人の話を耳に挟んだだけなので 確かな情報ではありませんが...。
ここから464段の狭い石階段を登ってクーポラ(ドーム状の先端)まで登ります。 印刷した予約チケットのQRを、非常に感度の悪いQRリーダーに読み込ませて入ります(反応しない人続出でなかなか進まない...)
狭く急な階段
上の方に行くと狭い狭い
下りの方々と所々すれ違いながら少しずつ進みます
途中、天井に書かれた壁画を間近で見れるポイントがあります。
フィレンツェの町並み
目の前にジョットの鐘楼、 遠くにポンテ・ヴェッキオやウフィツィ美術館が見えます
ここは『冷静と情熱のあいだ』の舞台にもなった街ですが、花の都の赤い屋根を一望出来るのは爽快でした!
サン・ジョバンニ礼拝堂
同じ広場に、サン・ジョヴァンニ礼拝堂があります。 聖ジョヴァンニ(洗礼者ヨハネ)に捧げるため、11世紀に建設された八角形の洗礼堂。 中世にはダンテをはじめ、多くの人々がここで洗礼を受けたといわれています。 (この辺はボンちゃんが事前にネットで調べてしおりに書いてくれているのでガイドいらず(笑))
入場には共通券が必要です。
ラ・ギオッタでランチ
お腹も減ったのでここでランチ!
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昼食(ラ・ギオッタ) |
€14 |
(シニョーリア広場から1km13分、クーポラから11分950m)
ここは、気軽に庶民の味が楽しめる食堂で、トスカーナ料理を食べることが出来ます。
「フンギ」(キノコ、ポルチーニ)の「ピーチ」(手打ちパスタ太麺) これは絶品!
気のいいイタリアおやじ
ランチメニューのミートパイも頼みました。 お肉、バケットもついてなかなかのボリューム
ここに来て2人が感じていたのは、イタリア人のレストランはどこもみんなテキパキして、素早い! でもお客さんには感じよく、すっかり気に入ってます。
ぐるっと散歩とショッピング
シニョーリア広場を目指してぶらぶらと散歩することにしました。
フィレンツェにはサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局という現存する世界最古の薬局があり、他にも質の良い薬局がたくさんあります。
これはボンちゃんのメモ。
- 「サンタマリアノヴェッラ薬局」9:00-20:00:1221年からのメディチ家にも愛された薬局。
- 「Spezierie Erboristerie Palazzo Vecchio」10:00-19:30:シニョーリア広場に面したメディチ家おかかえのハーブ薬局。
- 「Antica farmacia del cinghiale」:チンギアーレはイノシシ。イノシシのロゴ。ハーブ石鹸3€。
- 「Monastica」10-12:15、15:00-18:15:修道女手作りコスメ。
『Monastica』は感じの良い修道女の店員さんがいました。 かなーりわかりづらい教会の敷地内にありますので、行くときは地図を持っていくと良いです。
あと、フィレンツェにはマーブル紙の伝統工芸があり、見ているだけでも面白い専門店があります。
「Alberto Cozzi」9:00-13:00,15:00-19:30:マーブル用紙老舗専門店
€10ほどの、マーブル紙の小さなアクセサリー入れをボンちゃんにプレゼント。喜んでくれたかな?
さて、さっぱりしたジェラートでも食べて休憩したいね〜と、入ったお店。 なんとなく2種類選ぶやつにしたら...でかい... そして、これはジェラートではなくかなり甘いアイスでさっぱり感はゼロ(笑)
これで€10 (1200円) という観光地価格にも、2人で苦笑い。
ま、でも休憩になりました!
顔ハメ!と思ったらゴミ箱かい!
そういえば、フィレンツェはあのピノッキオの作者カルロ・コッローディの出身地だそうで、ピノッキオの雑貨屋さんもあります。
ボンちゃんは、€1のイニシャルの木のおもちゃを買っていました。
ポンテ・ヴェッキオ
ヴェッキオはイタリア語で古い。 その名の通りフィレンツェ最古の橋。中世以前より橋が架かっており、一度は洪水で流されたが1345年に再建。橋の両脇には金細工の店が並ぶ。 第二次世界大戦時にフィレンツェのその他の橋はみな、交通網遮断の目的で爆撃を受けたが、ヴェッキオ橋だけはその特異な美しさから爆撃の被害をまぬがれた。
通っていると普通の道と間違えてしまうほど、両側にお店が沢山ありました。
新市場のロッジア 幸運のイノシシの鼻を触る
Pokkeさんのこの記事を見て知った、イノシシを触りに行きました!
泉を飾るモニュメントとして作られたイノシシの口からは絶えず水が滴り落ちています。 鼻を撫でる他には、イノシシの舌の上にコインを置いて滑らせ、下の格子をすり抜けて穴に落ちるとまた縁起がいいと言われています
路上アート
アートの都でもあるフィレンツェでは、路上に絵を描いているアーティストも多くいます。
Tomoteru Saito さんという日本人の方も!
ジョットの鐘楼、登ってる最中に喧嘩...
高さ84mのゴシック様式の塔。 ジョットの設計で1334年に着工し死後1354年に完成。楼内には15世紀の刻印のある「アポストリカの鐘」がつり下げられている。
だいぶ歩きました。 こうなることを予想して、「疲れていたらやめよう」と言っていたジョットの鐘楼ですが・・・ いや、せっかくだから、といつもの悪い癖で貪欲にも上まで登ることにしました。
ここも共通券で入ることが出来ますが、時間の予約が必要です。 一応17時ころに予約をしていたので、その時間に合わせて向かいます。
場所はドゥオーモやサン・ジョヴァンニ礼拝堂と同じ広場にあります。 ここの良い所は、塔の上からの街の景色に先程のクーポラを見ることができる点です。
あ、登ってる最中に喧嘩しました... 疲れて狭い階段を登って、お互い言い方が少しきつくなって、、という些細な事からの喧嘩でしたが、頂上でちゃんと仲直りしました。
夜のクーポラを眺めながらワインとチーズで乾杯
日も暮れてきたので、いよいよ、ホテルの屋上からライトアップされたドゥオーモを見ながらディナーと洒落込みます。
SMN駅の東側に『il mercato CENTRALE』という中央市場があって、チーズやワインに合う惣菜が沢山売っています。
近くのCONAD CITYでワインなども購入。
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夕食 |
ライムチップス(99セントショップ) €0.99 |
夕食 チーズのおつまみセット (il mercato CENTRALE) €9 |
夕食 生ハムとビール(CONADO) €2.5 |
天気も良く、暑くないこの時期、このホテルはかなりお勧めです。(でもボロいよ)
夜の水シャワー、嫁にあたる
海外は結構シャワーがタンク式だったりして、一気に使うとまたお湯を温めるまでしばらく水になります。 僕が入ったときは心地の良いお湯シャワーだったのですが、ボンちゃんがその後に入ったら水に!
夜は結構冷えるので、かわいそうな事をしてしまいました...
おやすみなさい
今日もまた、よく歩きました。 お酒も入ってよく眠れそう。
明日は、ウフィツィ美術館によってからピサを経由して、いよいよヴェネツィア入りです。
おやすみなさい。